「肥満は万病のもと」
神経内科で一番多い入院は、脳梗塞(こうそく)。多くの脳梗塞は遺伝的要因に生活習慣要因が重なって起こる生活習慣病。
■生活習慣病は、A~Eへ進展する。
A:不適切な生活習慣(不規則な食生活、運動不足、睡眠不足、ストレス過剰、多量飲酒、喫煙)。
B:境界領域期(肥満、血圧高値、血糖高値、脂質異常)。
C:危険因子としての生活習慣病(肥満症、高血圧症、糖尿病、脂質異常症)。
D:疾病としての生活習慣病(脳出血、脳梗塞、心房細動、虚血性心疾患、大動脈瘤(りゅう)、閉塞(へいそく)性動脈硬化症、透析・失明などの糖尿病合併症)。
E:要介護状態(半身麻痺、認知症)。
■日本脳卒中協会が作った「脳卒中予防10か条」
1:手始めに高血圧から冶しましょう。
2:糖尿病放っておいたら悔い残る。
3:不整脈見つかり次第すぐ受診。
4:予防にはたばこを止める意志を持て。
5:アルコール控えめに薬過ぎれば毒。
6:高すぎるコレステロールも見逃すな。
7:お食事の塩分・脂肪控えめに。
8:体力に合った運動続けよう。
9:万病の引き金になる太りすぎ。
10:脳卒中起きたら直ぐに病院ヘ。
喫煙は二コチン依存症なので、吸う本数を減らしても最後までしっかり吸うため、本数を減らしても意味がない。禁煙補助薬の「二コチンパッチ」を保険診療で使うには、病院が敷地内禁煙としている必要がある。
敷地内禁煙とは、建物の中だけでなく駐車場や駐輪場、建物の外周や通路などすべての場所を禁煙区域とすること。全国の公共施設の敷地内禁煙を推進してもらいたい。
脳卒中の市民公開講座を定期的に開催していますが、働き盛りの40ー50代でメタボリック症候群の方は参加しない。
『肥満は万病のもと』で、65歳未満の血圧管理の目標値は130/85mmHg未満と厳しく設定されている。この世代の人は、もっと健康管理に注意を払うべき。
脳卒中予防対策ががんやアルツハイマー病の予防にもなる。まず禁煙、節酒、適正体重維持、野菜果物摂取から始めましょう。
「二コチンパッチ」:
皮膚に貼ることで二コチンが少しずつ体内に浸透していく設計になっている医療用医薬品。体内へ浸透していく二コチンの量は、通常、喫煙で得られる量より少ない量で、二コチン切れによる症状をあらわさない量に工夫されている。1日1回1枚、からだの一部に貼って使う。貼る場所は、両上腕部や腹部、腰背部などで、禁煙の時期にあわせて、使うサイズが3種類用意されている。(二コチネルTTS)
あなたの禁煙成功率を予想します。
次のホームページにアクセスして、パスワード3文字を入力。
さらに、いくつかの質問事項に答えて送信すれば、禁煙成功率や禁煙成功率アップのためのアドバイスなどが表示されます。
http://www.e-kinen.jp/consul/
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