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2008年5月16日 (金)

森林浴で心も体もリフレッシュ

 森林浴は心をいやすだけではなく、人間の免疫力を高めることが最近わかってきた。緑の中で散歩や体操、軽い作業をすると、身体の中にある免疫細胞のひとつであるナチュラルキラー(NK)細胞が活性化。この仕組みを利用して免疫力を高め、病気の治療や予防に役立てることを[森林セラピー」と呼んでいる。
 日本人が何に心を癒されるかの調査で最も多かったのは、森や林などの緑。精神的に疲れているときに緑の中を歩くと安らぐのは、誰もが経験。香りが気持ち良いだけではなく、柔らかな緑色が目にやすらぎを与える。また、気象も影響している。森の中では風が穏やかで気温や湿度の変化が小さく、自然が作り出す最良の気象条件。
 ヨーロッパでは古くから行われていたが、最近は日本でも注目。森林浴といってもわざわざ山の中まで出かける必要はなく、適度に樹木があれば近くの公園でもよいし、街路樹の下を散歩するだけでも効果。デスクワークの多い人こそ昼休みの散歩が必要。
 日本では木枯らし、春一番、野分きなど風に様々な名前がつけられている。
五月に吹く風が「薫風」で、風薫る五月とも表現。
 本来、風に香りはないが、この季節だけは特別で五月は新緑の季節。木々の葉が成長する時に、フィトンチッドなど様々な芳香物質が出る。新緑の香りが風によって運ばれてくる「風薫る五月」。森林浴は1年中できるが、5月の新緑の季節が1年のうちで最も気持ち良く感じられるのは、この芳香。
 六月になると風の名前が青田風。青田風は青々とした木々や田畑の上を吹き渡る風で、この風も香りを含んでいるような気がする。青田風が強まると青嵐と呼ばれる。

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