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2008年7月 6日 (日)

食の安全上、気になる食品添加物の認可

 最近、抗生物質が食品添加物として認可。
ナチュラルチーズの表面に塗り、カビを防ぐ保存料「ナタマイシン」(別名ピマリシン)。日本では一部の目薬に使われている抗生物質。2005年から食品添加物としても認められている。
 食品に添加するなど抗生物質の利用が増えると、身の回りに存在する病原菌が抗生物質への耐性を備え、人が病気にかかった時に、抗生物質を投与しても治療効果が得られなくなる可能性がある。このため、食品衛生法に基づく食品規格では食品は抗生物質または化学的合成品である抗菌性物質を含有してはならないとしている。
 食品添加物や農薬の健康影響を審査する食品安全委員会がナタマイシンの安全性を評価した際には、抗生物質が効かなくなる耐性菌が出現する可能性かあるとの一部の指摘があったが、専門家の大勢は 健康上は問題ないとして、原則禁止の例外と認められた。
 現在はナタマイシン以外に細菌の増殖を防ぐ効果かある抗菌たんぱく質「ナイシン」の審査が進められている。海外50力国以上で乳製品の保存料に使われているが、ナイシンが国内で認可されると、豆腐、みそ、いくら、たらこ、魚介類の干物、魚肉練り製品などの保存料として幅広く利用される予定。
 ナイシンが食品添加物として認可されると、耐性菌が出現する可能性はさらに高まる。病気にかかった際に治療薬として抗生物質を投与することを考えると、耐性菌を出現しやすくするナタマイシンやナイシンが食品に使われているかどうか、購入時に保存料の表示を確認した方がよい。

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